野外料理 - ほうとう作り

山梨を代表する郷土料理「ほうとう」を、麺打ちから完成までしっかり学びます。
区分 E-6 時期 通年
場所 宿舎 料金区分 E 料金体系を見る
所要時間 2〜3時間 催行人数 20〜200
甲州の代表的な郷土料理で、小麦粉を練ったうどん状の麺と季節の野菜を味噌で煮込んだものです。特にかぼちゃほうとうは栄養価が高く、寒い季節には体を温めてくれます。山中湖に来たら、ぜひ、食べてほしい名物料理です。

材料(4人分の麺)

うどん粉 400g(100g/人)
水 180cc(粉100gに対して45ccが基本)
塩 小さじ1弱
その他、ほうとうの具になるお好みの野菜(かぼちゃ、ねぎ、にんじん、きのこ類など)、味噌、だし汁など。
ボウルに粉と水を入れ、手でまんべんなく、よく混ぜる。ボウルの底の方に塩を入れ、混ぜる。耳たぶくらいのやわらかさを目安に、水が足りない場合は水を加える。ボウルから出して、10〜15分ほどこねる。袋に入れ、上に乗って、体重をかけてひたすらこねる。
袋から出して、両手で少しずつ回しながら何度か裏返し、30cmぐらいになるまで広げる。打ち粉をして、ほうとうの中央から奥の方へ厚さが平均になるように、のし棒でのす。奥へ転がして手前に引く、を20回ほどくり返し、四角く、厚さが5mmほどになるまでのす。
多めに打ち粉をして、半分に折って打ち粉、さらに折って打ち粉をし、半分に切る。8mmほどの幅に切り、麺がくっつかないように打ち粉をしておく。
材料を食べやすい大きさに切る。
材料を食べやすい大きさに切る。具に火が通ったら、麺をほぐしながら入れ、10分ほど煮る。
麺が透き通ってきたら、味噌を入れ、味をととのえてできあがり!

「ほうとう」の由来

武田信玄の持っていた伝家の宝刀で太い麺を切ったということから「ほうとう」の名前がついたといわれる説もあり「宝刀」と書くこともありますが、奈良時代頃に中国から日本に伝わってきた麺の中に「ハクタク」というものがあります。平安時代の日本の書物の中にも「はうちはうたう」という「ほうとう」を示すような文章が残っていることからもこの「ハクタク」が「ほうとう」のもとになったのではないかという説が有力なようです。

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